直島

土曜だからか、意外と人が多く、外国人が多い。
■家プロジェクト
○はいしゃ
廃屋を利用して外装にむちゃくちゃなかざりつけをして、内装も変にしただけ。天井をぶちぬく自由の女神像とか、黒塗りの薄暗い部屋とか。意味不明。
護国神社
薄暗いトンネルをぬけると洞窟に氷の階段が。あとで調べるとガラスの階段で地上にその階段がずっと続いているらしい。そのときは、これだけかと思ったが、まあ、氷の階段は珍しいほうかも。
○角屋
薄暗い室内にプールがあり、光る数字がちらばっている。それだけ。
○碁会所
ふつうの庭に、和風建築。たたみの上に花をちらばしていた。それだけだった。写真禁止といわれたが、ネットで写真で見られたらフーンで終わってしまうからじゃなかろうか。
○石橋
薄暗くて何がどうなのかさっぱりわからない。奥の板の床にははいるなとか言っていたので奥には行けない。写真も禁止といわれとってない。板が作品なのかなと思っていた。しかし、あとで調べると千住博の瀧の絵が室内の壁にぐるりと描かれているらしい。薄暗くてなんだかわからないっての。あとでわかったが、石橋というのは、庭にある石の橋のことらしい。水はない。
○南寺
整理券をわたされ一時間くらいあとの回になる。説明があったが、疲れていたのでほとんど聞いてない。壁伝いに入ると真っ暗で何も見えない。進むと前の人になんどもあたる。椅子があり、5分くらい真っ暗な中で座る。ガイドが前に四角い光が見えてくると言う。なにも見えない。前にすすんでという。すすむとかすかな光が確かにある。壁が四角く切り抜かれ、そこをのぞくと、下の方に光源が見えた。光を確認し、みんなどんどん帰りだす。真っ暗でどうやって帰っているのだろう。とり目なのかなんなのか、私だけ最後まで残ってしまいあせる。ガイドに誘導され外へでる。いったいなんだったんだ。ため息をついてしまう。これだけ? 暗闇でなぐったり、さわったりすれば楽しかったかな(冗談です)。

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期待水準が高すぎたのか、千円は高いかなと思った。ゆっくり、のんびりと、期待せずにまわり、それ自体の価値より、コミュニケーション・ツールに使うことで価値がでるタイプのアートだろう。それ自体の価値を期待するとがっかりするだろう。
■直島スラグ陶芸
陶芸の完成品やら仕掛品をおいていた。先生が一人いた。スラグといっても毒性は抜いてあるので、食器にも使える。
■銭湯
変わった建物だった。中にはいってない。これは、口で説明するよりどこかの写真で。

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疲れた。

薄型テレビにした。

前のブラウン管にくらべたら画質は格段にアップしているしハード的にはかなりよくなっている。マニュアルが分厚くてまだ全体がよくわからないけど。しかし、番組内容自体はあたりまえだが、なにもかわらず、ソフト的には変化がなく、あまり見る気がしない番組ばかり。結局、あまり使わず、ハードがもったいないような気持ち。DVDなどは前からPCの液晶でみていたので関係ない。テレビが古くなっていたし、エコポイントがつくし、消費税アップも考えられるので、ある程度そんなことは予測できたが、今がかえどきだろうと買ったわけだ。Bキャスカードがなくなったら安くなるといううわさもあるけど。

スカイ・クロラ(The Sky Crawlers)5点

空中戦は面白いけど、ストーリー的なもりあがりを感じない。地上では(わざとだけど)静止画のようなシーンが多く、空中戦も視点が揺れて3D酔いしてくる。飛行機と空がぐるぐるまわって頭が空白になってくる。そのふたつに睡眠不足の要因が重なり、途中ですごい眠気に襲われた。しかし、駄作という感じはない。そんなことも含めてすべてが計算された想定内なのだろう。
 不老の永遠に生きる子供は、死ととなりあわせの戦争にしか生きている実感をとりもどせない。しかし、戦争でさえ毎日は、ルーティンワーク化してだらだらとつづいているようだ。時間の感覚もなくなり、ぼんやりとした精神で、生きている気持ちがしない。すべてを終わらせたくなっている人たちの話のように見える。最後に同じ道でも微妙に違うからという解決法を言っていたような。
 しかし、場所がよくわからない、基本的に風景は荒原の広がる米国的なもの。ときにヨーロッパ風な町へ行く。普段は日本語だが、なぜか住人の会話とか戦闘機内では英語。新聞はなぜか表が日本語で裏が英語だったり。ごちゃまぜで不思議な場所。

高い米価を維持するための減反、高い関税は、マイナス面がめだつ。

高い関税率維持のため500億円のコストがミニマムアクセス米にかかっている。将来さらに増えそう。
減反のために麦、大豆などに転作させるための補助金の財政負担が重い。
兼業農家は数が多く政治力があり、減反面積を多くおしつけられた主業農家は、より損をし、大規模農家育成の妨げになった。
減反は破綻している。集荷量の5−6割のシェアしか持たない農協では、減反を不完全にしか実行できない。
減反は、農地を減らし、コメ不足、米価の高騰、食料安全保障の危険性がある。
そんな減反、関税などやめて所得補償をするのが世界標準の政策。
http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yamashita/49.html
だって。直接の所得補償政策が正しいみたい。

ウィッカーマン(2006) The Wicker Man 2006年   4点

ラストまではいい感じで5点以上だったけど、ラストの落ちがくだらない上にバッドエンドで落ち込むだけなので4点。
筆記体って最近は学校でも教えないし、海外でもまれだとか聞いたことがあるが、ウィッカーマン(2006)とか二、三の洋画をみたらたてつづけに筆記体の文章がでてきた。手紙、日記など私的な文章では意外と使われているのじゃないだろうか。私も、以前は、筆記体でないと恥ずかしいような気がして書くとしたら筆記体が普通だった。けど、考えてみたら書く速さもたいして違わず、筆記体は、読みにくいから書くのに必要ないような気がする。以前でも大文字だけは活字体で書いていた。筆記体で書いていたら、それは普通に書いてもいいといわれて、Fの大文字とかあまりにも原型とかけはなれているので変な感覚で不安になってそんな折衷方式になったのだ。
○今は中学校では筆記体は、教えないことが多いし、英語圏で統一された書体ではなく、人や地域によって異なるそうだ。
http://www.asahi.com/edu/student/kyoukashow/TKY200803190190.html
筆記体は、サインとか高齢者がプライベートでメモなどに良く使うらしい。公の場では使わない。速く書けるから使うという人も多いみたい。