小野

●「小野善康さん、それってちょっと……」を読んで
http://cruel.org/econ/ono3.html
小野善康教授は、質のいい公共投資をして景気を回復させようという。具体的にどういう投資なのかはうまく思いつかないらしい。ゴミ処理とか漠然としたことしかいえない。
小野善康教授「私が、ゴミ処理や高齢化対策を言っているのについては完全に素人論議と認める。」「自分の国をきれいにするゴミ処理はどうしてだめなの?」山形「これはコスト便益分析して考えてみないとはっきり言えないんじゃないでしょうか。」山形は、ゴミ処理だって無駄な公共事業かもしれないよと突っ込む。
小野教授も自信なさそうだけど、高齢化対策、ゴミ処理とかダイオキシン処理は、需要創造型の公共投資ではなく費用対効果なども低いかもしれないが、無駄な道路建設よりは、(ゴミ処理なら)環境面などで意味はありそうに思う。やらないのは、「政府内の組織硬直のためにそれが実現できない」というより公共事業は、特定の建設会社の政官財のトライアングルに守られた既得権益なのだろう。それなら、公共事業で特定の会社だけ儲かるのではなく分散すること自体に意味がある。(特定建設会社以外の人間にとっては)

○減税しても民間は携帯などには投資するが、溜め込むだけという可能性も高く先行き不安定で駄目といのも賛成できる。不安定なので状況によって判断が変わるだろう。
減税は、金持ちが得するだけなのかどうかは、税制による。金持ちの税率を上げれば問題ないけど。(金持ち以外の人間にとっては)