れのぼ

IBM、全PC事業を中国レノボに売却
最初に買ったのは、IBMのパソコンだった。もともと、IBMPC/ATの開発は、スピードやコストを抑えるためマイクロソフトインテルに外注してつくられた。ハードウェアの仕様も公開された。公開したほうが、各メーカーをとりこみ業界標準となり、各社の競争の中で部品のコストダウン、性能の向上がみこまれて得だからだ。公開といっても、IBMは、もっとも基本的なソフトであるBIOS著作権はちゃんとおさえて互換機市場をコントロールしていた。しかし、インターフェイスの仕様が公開されていたのでやがて他から互換BIOSが出てしまい、安い互換機が普及しはじめた。そして、IBMは、パソコン市場を失っていく。最近は、パソコンの安売り消耗戦の中で低迷していて先がなかったから売り時だったと思う。