トリビアだ

●99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (新書)  竹内 薫
○科学の仮説についてのトリビアを集めた、よもやま話。中学生くらい向けの文体で読みやすい。興味をもったところ、知らなかったところを、少し抜き出すと。
アインシュタインの宇宙定数の仮説はまちがいとされたが、2003年、正しかったことが確認された。加速膨張する宇宙は、ビッグバンでは説明がつかない。
○ミリカンは、実験のミスとして、三分の二にあたる、都合の悪いデータを捨てた。悪く見れば、データにもとづかない捏造結果ともとれる。しかし、結果オーライで、ノーベル賞をとれた。
○詳しく書いてないが、平朝彦の微生物が地震の原因という説があるらしい。
ポパーは、科学を常に反証できるものと定義した。どんな科学理論も決定的なものではなく、常に、反証されてダメになる可能性がある。科学の反証可能性。あたりまえだと思うけど、反証可能性とかどこかで使えそう。
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方