ごんぎつねってなんだっけ

●ごんぎつね
「ごんきつね」の童話は、ひとりぼっちでいたずら好きの子狐の話だ。ある日、ごんは、村の小川で魚をとる兵十に近づき、いたずら心で魚籠の魚をとりだして川に逃してしまいます。最後に頭をびくの中につっこんで、うなぎを口にくわえました。そのとき向こうから、兵十が「うわぁ、ぬすっと狐め。」とどなりたてました。しばらくしてごんは、彼岸花が咲く田舎道で葬列に出会います。兵十に老母がいて、そして亡くなったことを知りました。「あのウナギは病気の母親に食べさせるためだったんだ」と、ごんはいたずらを後悔するのです。兵十は、おっかあが死んでしまってはもう一人ぼっちでした。「おれと同じ一人ぼっちの兵十か」ごんはうなぎのつぐないに、山で栗をひろってこっそり入口におきました。次の日も、その次の日も、栗や松たけを持って行きました。月のいい晩でした。ごんは、ぶらぶら遊びに出かけると、道の向こうから話し声が聞こえます。「なぁ、加助。このごろとてもふしぎなことがあるんだ。」「おっかあが死んでから、だれかがおれに栗や松たけをくれるんだよ。」兵十は、それがごんだと気づいていませんでした。あくる日も、ごんは、栗をもって行きました。兵十は、ごん狐に気づくと、「またいたずらをしにきたな」と火縄銃をとってうちました。土間にクリが置かれてました。「おや、ごんお前だったのか、いつも栗をくれたのは。」と倒れたごんに話しかけます。ごんは目を閉じたたままちいさくうなずきました。
http://www.zusi.net/meisaku/gongitune/niimi.htm
http://www.kamezaki-e.ed.jp/tiiki/gon/gonara.html
より再編集
TVアニメーション  西の善き魔女   5点(10点中)  全13話
http://www.project-westwitch.net/
ファンタジーラブロマンスが好きな人向け。人物、地名が多くでてきて設定が複雑で、わかりにくいわりに、それらを、うまく使いこなして話をつくれず、煩雑で本筋が見えにくくなり、クライマックスもいまいち盛り上がっていない。
○具体的には、ギディオン博士の研究成果であるエフェメリスの力って? 異端のヘルメス党、蛇の杖ってなんだ? 透明の壁とか誰が作ったのか? おとぎ話が異端ってなぜ? とか謎めいたキーワードに先を期待してみてみると、どうでもいいような答があるだけだった。
○しかし、キャラの魅力(デザイン、性格など)は、ある程度ひきだせていて、それほど退屈はしない。ヒロインのフィリエルとか金髪のアデイルあたりのキャラが気に入れば、見ていて楽しいだろう。竜の狩りでの勇壮さとか、まひるの星とかいう変な星が地上にどんどんせまってきて大きくなってくる気持ち悪いイメージは、面白かった。しかし、特筆すべき点、新しさ、インパクトに欠けていて客観的に見れば凡作レベルだろう。[2006/09/01(金)]