GDHの不振について日経にでていた。2006.12.26

原因は、作品の供給過剰によるDVD販売の急減とされている。16億円の赤字の予想。作品の制作中止と書かれているが、これは、たぶん「マルドゥック・スクランブル」のことだろう。キャンセル料が6億円発生するらしい。6億円もあったら、ふつうに、制作できるのでは? よくわからない。東京のテレビアニメは、三年前の週70本から100本くらいに拡大しているらしい。粗製乱造というやつかな。でも、100本もつくって、どれも、それなりに見れるから、制作能力がすごいと思う。一部で、GUN道 MUSASHIとかガタガタなのもあったけど、全体的には、一定のレベルは保てていたように感じる。もちろん、全部は見てないし、見れないけど。供給過剰で消化に追われて、DVDを買ってじっくりみようという人が減っているのかな。今は、海外でも苦戦しているらしい。アニメ間での競合がはげしいのが原因だそうだ。06年9月中間期の海外売上高は、GDHが45パーセント、東映アニメーションが30パーセント落ちた(前年同期比)とか。ファンサブの影響とかについては、何も書いてない。また、赤字は会計処理の厳格化もひびいているらしい。なんだか小さなアニメバブルがはじけたみたいで、暗いニュースだ。これから、下り坂で、おもしろい作品が減ってしまうのだろうか。パプリカとか、まだ見てないけどおもしろそうだし、急に影響ないような気もするけど……?