(ふと思ったが)不況はよいことではないのか。

物価は下がり、資源の節約にもなり、環境も守られる。少しくらい貧乏でも、たとえば車が大型車から軽四になったからといってそれほど騒ぐようなことでもない。車なんか必要なければ乗りたくないし。景気がいいときのように、資源を浪費していたのでは今世紀中に石油は枯渇し、人類の将来がない。ただ、不況は失業者が増えるのが困るので、それに対しては求職活動をして職業訓練を受けるかぎり無期限の保険金給付をするセーフティネットをつくれば失業は怖くもないし、問題も小さいだろう。失業にたいしてのきちんとした手当てさえすれば、不況は人類と世界にとっていいことのはずだ。公共事業で何兆円もムダにばらまくより、失業手当を無期限にしてピンポイントで本当に困っている失業者を救えばよい。そうすれば、いやな会社も簡単にやめられるし、解雇を自由にしてもなんの問題もない。社会にとって需要のないつぶれかけの中小企業を必死で延命させるムダな努力は必要なくなる。人材、資金が流動化し、リソースの割り当てが最適化され生産性があがるだろう。(どっかに穴がありそうだけど)