Piaキャロットへようこそ

Piaキャロットへようこそ!! 劇場版  可-
告白するしないで悩んで、最後は……という萌えアニメ。ひねりのないストレートな恋愛ドラマ。悪くは無いけどちょっと退屈。
○二回目に数枚画面をキャプチャーしておこうと思ってなんとなく見ていると意外に、はまってきた。眉の動かし方とか、目の黒目の比率とか、震わせかたとか表情の動きの細かいところを観察すると面白い。細かく見はじめるときりがない。個人的に評価があがってきた。

PIAキャロットへようこそ!劇場版~さやかの恋物語~DVD完全版

●es[エス] DAS EXPERIMENT 2001年【独】  良-
○「監獄実験」で、看守と囚人の役割を与えられる。やがて、イラクアブグレイブアウシュビッツかというところまで事態は悪化する。77号は、実は記者でネタのためにわざと看守を煽り、騒ぎをおこす。77号が実は一番の悪役だ。彼のために囚人の虐待がエスカレートしていく。
○看守のグループ内でも、囚人になめられると批判され、強く出ると評価される。そのため、自然といじめがひどくなる。
○いじめかたにもいじめ上手と下手があるから、ますますいじめに熱が入る。直接の暴力は禁じられているため、精神的屈辱を与える方向でいく。囚人側には、弱点がある。就寝時、数人にわかれ、監獄の中にはいる。ここを、看守がひとりに狙いをつけ大勢で襲うと、抵抗はできない。頭の毛をそる、しょんべんをかける、裸にする。弱虫という札をはって裸でたたせておく、箱にとじこめる。服で便所をふかせ、それを着させる。プライベートの手紙の内容を全員の前で読み、友人あてだったからか、オカマ、家族はいないのかと罵倒する。途中から、本当のリンチになったが、ここまでいけば、リアリティに欠けるし、いじめとして失格だろう。証拠が残り後で警察ざたになるようでは、駄目だ。いつでも刑務所の管理指導のためと言う名目に逃げれるようにして、精神的にいじめ抜く、これが囚人にとっても一番きついいじめだろう。
○役割は、引き金をひいただけで、権力と反抗、自尊心の闘い、などはどこの社会にもある。実験をおこなっている教授と女助手の間にさえ権力が働いている。
○しかし、ネット上での感想を読むと、怖かったとか、まともな意見が多い。客観的に見ると冷静な判断ができるのだろう。これが、たとえばその人が会社で上司か部下かの関係にあり、部下が上司に「このはげ、臭いんだよ馬鹿」(このへん、相手のコンプレックスをつくセリフを考えて)と煽れば、その後、この映画にちかい状況ができるはずだ。家庭内なら、兄、弟、学校なら、先生と生徒、先輩と後輩、の関係でもありえる。一度、やってみて、実際にどうなったか報告してほしい。(やらなくていいけど)
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