「Kanon」(2006)

 15話は、少しいい感じ。しかし、敵は自分だったというネタは、「禁断の惑星」で http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%81%E6%96%AD%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F おなじみだ。これは、博士の娘をとられたくないという無意識が怪物になっていたのだったか。(うろおぼえ)。カノンでは、魔物がくるよというのは、もともとは、好きな人の気をひくための仮病のようなものからはじまった。しかし、「禁断の惑星」では、博士は自滅して終わりだが、カノンの方は、さらに細かい設定がはいって進化した。怪物をたおすほどなぜか自分が弱っていく。自殺するのだが、怪物を演じていた「希望」という超常能力のかけらによって、傷がなおって生き返る。芸が細かいので、オリジナルをわずかに超えたような気がする。